なぜ僕が「頭皮ケアに注力」しているか？

研修初日に気絶!?

今こうして自己紹介を書いている2020年４月、僕は美容師歴13年目です。
頭皮ケアに注力してますが、初めからではありません。
山形で高校卒業後、上京して美容専門学校に行きました。
就職先を決める際は「美容師スタートのサロンだから、基本をしっかり身につけられる美容室に勤めよう!!」そんな気持ちで希望した、技術も接客もしっかり学べる都内の美容室へ入社が叶いました。
研修初日ガチガチに緊張していたのでしょうか。シャンプー練習で先輩にご指導頂いてる最中、人生初の気絶というのかな!?目の前が真っ白になり、フェードアウトしたのは忘れません（笑
社長や先輩、同期にも恵まれて３年ほどでスタイリストとしてお客様をカットできるようになりました。大変なこともありましたが、デザインを通してお客様にお喜びいただけることが楽しかったのを覚えています。
毛髪科学的のような理論も好きな僕は、デザインの提案をしながら「お客様の髪の悩みの解決」も考えるようになりました。お客様にヘアスタイルのご希望を伺いながら、普段のお手入れや、髪＆頭皮でお困りごとはないかお伺いするようになったのです。そこで皆さん声をそろえておっしゃることがありました。
それは。。。

自分の無力さを痛感

白髪や抜け毛、髪のボリュームダウンなど年齢とともに変化する髪の悩みでした。雑な言い方になってしまいますが、その当時は正直「年齢で仕方ないのかもな。。。」そんな考えでした。「白髪が出たら染めましょう」「髪のボリュームが出ないならパーマでふんわり」「抜け毛ならヘッドスパします!?」みたいな対応でした^^;
そんなある日、思い出深い転機がありました。
定期でご来店くださっっていたお客様。いつものように楽しくカットにカラーにトリートメント。その日も変わらずカットをしている時、事態は起きました。
カット中に髪をコームで分け取っている時です。「ん！？ん!!ん!!!こっこっこれは。。。まじで!!???…」一度見なかったことにしました。今でこそ迷いはないですが、その当時の僕のレベルではパニックです。「いや〜ちょっと待てよ」と思いながら、もう一度確認。。。「うぁ〜〜〜やっぱり現実か。。。汗×10」それが円形脱毛症との出会いでした。
そしてまたパニックです。。。「お客様に伝えるべきか。。。伝えないといけないよな、でもな〜傷つくよな。。。うわ〜きついな。。。いや〜言うべきだ。そうだ。言うべきだ!よし決めた!!行こう!!!伝えよう!!!!」僕は意を決してお客様に伝えることに。そしたらお客様どなったと思います!?。。。はい。。。なんと。。。涙を流し、泣いてしまったのです。あれはキツかった。美容室に行って涙ですよ。そんな経験、なかなかないですよね!?もう僕のメンタルはボロボロです。「うわ〜泣かせてしまった。。。汗×100」そして更にキツイのはこの後です。僕が提案できるカードが１つしかない。。。「ストレスですかね、おつかれでしたかね!?」みたいな、よくあるカードしかありませんでした。。。一応、髪のプロである美容師ですがこの状況に出せるカードが「ストレスですね〜>_<おつかれでしたかね!?(;_;)」これだけです。もはや一般の方と同じレベル。。。完全に無力です。もう汗×1000です。ていうか僕も涙です。「大丈夫ですよ〜」しか言えませんでした。「教えてくれてありがとうございました」とおっしゃってくださったのがせめてもの救いでした。。。

新境地と出会う

お客様の髪と頭皮の悩み対応に無力さを感じながらも当時、円形脱毛症についての情報などなく、メーカーさんの話を聞いてもピンとくるものもありませんでした。そんなこんなで数年経過しました。そんなある日、僕は新たな世界を知るのです。美容室の新境地といいますでしょうか。デザインだけではなく頭皮ケアに注力した姿でした。そこでは脱毛症のお客様の髪の発毛ケアをしていたのです。汎発性脱毛症といってカラダの毛がつるっとない方でも髪が生える事例があったのです。これは衝撃の出会いでした。これまでは「美容室はデザインを届けるものでしょ！！」みたいな発想でしたが、頭皮ケアに特化した美容室があるのです。当時、その考え方を母が学び始めていたので僕もちょっと覗いてみることに。。。今もお世話になっているメーカーさんの勉強会でした。まぁ話を聞けば目からウロコでして。。。これまでグレーゾーンで通ってきた髪＆頭皮トラブル改善のカギがあったのです。「うぉぉぉぉ！これだ！これだ！！」と僕はテンション上がってしまいました。
講師の先生と直接お話をすると、これまた不思議なことをおっしゃるんですよ。おもむろに僕のカラダのバランスをチェックしてくださり「デジタルの疲労がたまってますね～」「血が届いてませんよ～」などと謎の診断です。え！？髪と頭皮の先生じゃないの！？と不思議に思いつつ話を聞くとまぁ～びっくりですよ。なにがビックリかは次の章で

お医者さんには「若いから大丈夫！」と言われるけど謎の体調不良。。。本質的頭皮トラブル改善はこの不安をも解消した

その前に、当時の僕の体調について書きます。実はなかなか体調が悪くてですね。謎の頭痛に吐き気、めっちゃ冷え性。。。夕方から夜は謎の冷や汗＆震えみたいな。今思えば結構ヤバいっすね！（笑）こんな状況だったので、お医者様に相談したこともありました。ですが「若いから大丈夫です！」という診断。「いやいや大丈夫じゃないから来てるんだけど！！」と思いながらも「死ぬわけじゃないし、頑張れば乗り切れる！まぁ仕方ないか」的な感じで生活してました。
そんなこんなの僕のカラダでしたが、メーカーの先生に、僕の「カラダバランスの乱れ」をみて頂いたら「お医者様もお手上げ！？だった謎の不調」の原因まで見えたのです。これは衝撃でしたね。これまで知らなかった「髪と頭皮トラブルの根本的解決の未来」を知った後に、お医者様でも僕の不安が晴れなかった「謎の不調」解決の糸口が見えたんですよ！普通にビビりましたよ！！（笑）
「髪と頭皮のトラブル」も「僕の不調」も、ある意味繋がってました。カラダは繋がってます。髪も頭皮もカラダの一部です。ここで詳細は書けませんがブログをご覧いただけると感じて頂けると思います。「血のめぐり」とか「自律神経」とか「冷え」とか。髪と関係なさそうだけど、繋がってるのです。難しいけど意外とシンプル。そして理にかなってる。根本的ケアにはこれだと確信しました。

頭皮の勉強をする

それから僕は、髪と頭皮トラブル根本的ケアに注力しようと勉強をスタートしました。これが４年前くらいです。東京、仙台、札幌あちらこちらと学びました。髪の勉強ですが、東洋医学、免疫、皮膚科学のような勉強も。カラダ全体から髪をみるのでちょっと幅広めに学びをしてます。現在も勉強中です^^今では同じ発想でケアをする美容師の方々とコミュニティもあるので事例をシェアさせていただいたり、メーカーさんとも仲良くさせていただいてるのでお客様への対応力もアップしました。「自身の勉強」と「頭皮や髪でお困りの方に、未来を感じて頂けるように」と情報発信としてブログを書いております。隣県からもお問合せいただけるようになり、ありがたく思います。

髪と頭皮のトラブル原因は「バランスの乱れ」。適正バランスに戻すことで「頭皮とあなたは再生」します

髪って気分変わりますよね！？朝、うまくいかないだけで、気分が乗らないとか。髪と頭皮の悩みって意外と相談できる人もいないし、相談できる場所も少ない。「相談してもしっくりこない」「あまり聞いてもらえなかった」「かゆみを我慢してカラーしてる」「普通の美容室に行きにくい」など。このような方がご来店くださっています。
ケアをしても思う結果にならないとか。不安があるとか。そのような場合は「今、行っていることが、あなたには合っていないのかもしれません」また、知らない事があると不安になります。特に円形脱毛症の方は情報が少なかったりするので不安になる方も多いです。僕はこれまで学んだ事と担当させていただいた経験から頭皮と髪のトラブルはカラダのバランスの乱れが影響していると考えています。頭皮はカラダの一部です。カラダのサイン、SOSが頭皮トラブルだったりします。今、お困り事がある場合、それは「仮」のあなたの姿です。あなたに合ったバランスに戻ることで髪と頭皮は整い再生していきます。僕は「眠った輝きを引きだす」お手伝いをします。
長くなりましたが自己紹介として僕の経緯、思考の部分を紹介させていただきました。サロンでお会いできるのを楽しみにしております。ご覧いただきありがとうございました。